大学卒業者、大学院修了者の就職状況というのは景気動向に大きく左右されるものです。
ただ、就職・採用活動の時期と卒業の時期のずれなどがあるから、卒業年次より1 年程度前の景気の影響が大きいということになります。
このため、今度の3 月卒業・修了者の場合は景気悪化の影響が限定的でした。
でも、来年度以降の卒業・修了予定者には大きな影響が出ると予想されているのです。
大学、大学院在籍中の過ごし方というよりも、就職・採用期間にどのような景気情勢に巡り合うかということに振り回されることは好ましくないのです。
新卒か否かというより、資質や能力などが就職・採用を左右するようになることを希望したいものです。
それには企業側の対応だけが必要なわけではありません。
さらに、大学や学生側にも職業人養成機能の強化、職務適応力の取得が必要となるでしょう。
雇用対策として職業訓練や技能取得に関する支援制度等の政策を行うことも重要ですね。
でも、在学当時や卒業後を通じて関連が乏しい分野の職業訓練を受けるより、一定の下地を備えている方が適応もはやいと期待されるのです。
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